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米中貿易戦争の行方と鉄鋼・アルミ完全から読み取れる事

米国の関税、対中制裁、米政権がタカ派ばかりになる事からリスク回避の動きで円が全面高となり対ドルでは104円台に突入しました。米国株も大幅安となった事を受けて日経平均は下にブレイクサポートとなっていた2万1千円を割りました。ここからは心理的な目安でもある2万円を意識した動きになると思われます。日経VIは上昇したものの27.00と下げ幅から考えるとやや冷静な印象です。米国もVIXが23.94と2月の急落以来の数値になっています。


米中貿易戦争の行方ですが、今回の制裁自体は世界経済から見れば大きな物ではありませんが、トランプ大統領は第1弾としており更なる行動に移す事を示唆しています。対する中国ですが報復として商務省が本日128産品(30億ドル)分へ追加の関税を掛ける計画を発表しました。額からいえば米国の制裁の方が圧倒的に大きいのは、米国の対中貿易赤字が莫大な事と貿易戦争になれば中国経済の打撃の方が大きい事からでしょう。しかしメンツが大切な中国共産党は報復はしておかないといけないと言う事で、この程度の額でしょう。


気になるのは日本の動きです。鉄鋼とアルミニウムの輸入品に対する追加関税についてカナダ、メキシコの他、EU、オーストラリア、ブラジル、アルゼンチン、韓国も対象外となりました。


2017年米国の鉄鋼製品輸入先を国別に見ると
1位カナダ(16%)
2位ブラジル(14%)
3位韓国(10%)
4位メキシコ(9%)
5位ロシア(8%)
6位トルコ(6%)
7位日本(5%)
8位ドイツ(4%)
9位台湾(3%)
10位インド・中国(2%)


更に2017年1~10月の米国の鉄鋼製品輸入先アルミ製品輸入先を見ると
1位カナダ(43%)
2位ロシア(11%)
3位UAE(10%)
4位中国(9%)
5位バーレーン(4%)
6位アルゼンチン(3%)


安全保障に関わるとしている事から隣国や同盟国は外される可能性があるとされていまた。大きな輸入量があるカンダ、メキシコはNAFTA再交渉の梃にする為と隣国でもある事から最初から外す事が決まっていました。今回外れたEUはファイブアイズのイギリスを含めNATOの大切なパートナーです。


ランキングに入らない程度の量のオーストラリアもファイブアイズの一国で同盟国の中でも最上級のランク。更に輸入量が大きいブラジル、アルゼンチンは近年中ロの影響が増してきている米国の裏庭の南米です。


先週は韓国が米国で必死に交渉を重ねていると米国のニュースで流れており、安全保障面でも対北朝鮮で首脳会談の道筋を作ったばかりと言う事で配慮したと見れます。


そうなると日本は同盟国でありながらも外された意味をしっかり考える必要があるでしょう。対北朝鮮で梯子を外される可能性もあり、日本の経済だけでは無く安全保障面でも心配になるニュースです。防衛を含めて不満を持っていると公言しているトランプ大統領と米政権に日本は未だに役割を認識してもいないし、担えていないと思われている事が分かります。


日米FTAやTPP再交渉も気になりますが、TPP加盟国のカナダ、メキシコ、オーストラリアは外れていますし、TPP加盟国経由での輸出と言うのも考えられない事も無いので、TPP再交渉のニュースもありましたが、経済面では米国は日米FTAに重きを置いているでしょう。安全保障面と経済面は別だと語るコメンテーターが多いですが、実際に経済にこうやって影響を及ぼしています。


また輸入先のランキングを見ると、ロシアを主に狙っているとも取れます。ロシアの最新兵器開発状態に米国が驚愕したとも伝わっており、それに対抗する為に打ち出した政策の可能性もあります。



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