全体的に材料に乏しく上値は重い状態は変わりない
イエレンFRB議長の発言で「インフレ期待が下振れ、利上げが遅くなり過ぎて労働市場の過熱を招く危険性」と二面的なリスクを示した事から為替は円高ドル安に振れました。
欧米の株高を受けて日経平均株価も続伸、日経225先物の日足は短期線と中期線のデッドクロス寸前でしたが回避。しかし全体的に材料に乏しく上値は重い状態は変わりない。
米国税制改革法案の行方ですが、提出からたった2週間で米下院をスピード通過したものの上院では与党内にも慎重な意見がある事から、依然として先行き不透明ではあります。
小規模企業の負担軽減を謳っているものの、そこに加えてウォール街に多大な恩恵をもたらす内容になりそうな事が評価する声と共に批判も多い。更に現在は超富裕層への相続税は40%ですが、即座に縮小され、2025年には完全撤廃にされる上で、相続人への所得税優遇策は維持される露骨なまでの優遇となっており批判が出ている。
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