財務省が本日発表した10月の対外・対内証券売買契約等で対内株式投資はネットで3兆4288億円と単月で過去最高となりました。10月からの日本株の大幅上昇のけん引役は海外投資家だと言う事がハッキリ分かりました。

一昨日に日中の取引は反落局面への備えを警告する足とされる前日の小陰線を高値圏で抱く「最後の抱き陽線」になった事から相場が転換する可能性とお知らせしていましたが、今日はその通りの動きになりました。短期移動平均線にサポートされていますが、本日はそれを大きく割り込むシーンがあったので、今後の転換に注意です。

先物大口もSQに向けて「下げ」が本音だと書いていて仕掛けて来ると言うのも的中でした。今日の大幅上昇からの一気の下げ、一昨日に「値が崩れ始めると早い」と書いた通りです。大口のポジションは常に意識しておく事が重要です。

リアルタイム配信では13時前に「下げそう」だと言う見方をお知らせしたのでピシャリでした。

もう1つ「下げ」材料として10月の総選挙からの上げ相場、11月中旬で決算発表が一巡する事で、ヘッジファンドは決算売りを仕掛けて来る可能性があると見ています。

大口の日中の動きはラージ12月限はメリルリンチ、ソシエテ、GS等が売り越し、アムロ等が買い越し、ミニ12月限はJPモルガン、野村、SBI、ソシエテ等が売り越し、GS、アムロ等が買い越しでした。

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