中国、習近平2期目の経済担当メンバーに注目
日本時間で22日3時にFOMC、終了後政策金利発表の予定となっています。結果によっては為替や株価はかなり動くかも知れませんが、21日は春分の日で日本はお休みなので前日までに手仕舞いしておく、ポジション調整しておくなど注意が必要です。またジェローム・パウエルFRB新議長の初めての記者会見もあるので、そこでの発言も注目しておきましょう。
ロイター通信によるとインタビューした104人のアナリストは水曜日にFRBが金利を1.5%から1.75%へ引き上げると予想しています。ウエストパック銀行のアナリストは景気の強さとFRBの制作へのアプローチ両方に対し、ジェローム・パウエルFRB新議長が期待されていると述べている。様々なアナリストのインタビューを見ましたが、JPモルガン、ゴールドマンサックス、UBS証券など利上げペースが上がる懸念を抱えている人は多い印象でした。
本日より2日間、アルゼンチンのブエノスアイレスで始まるG20では貿易が課題となっており、米中貿易の行方が気になる所です。
その中国、習近平2期目のメンバーが決まりました。対立勢力にいるナンバー2李克強は権限を縮小され存在感が低下。経済面を見ると習近平側近で長年中国経済のブレーンだった劉鶴(24歳の共産党に加わり、1992年ニュージャージー州セトン・ホール大学で客員研究員として、その後ハーバード大学で行政学の修士号を取得。)が副首相に就任。幅広く経済分野の政策を担う事になります。
新中央銀行首席代表には易綱を副総裁から昇格させました。この易綱が政策立案の主導的役割を果たすと見られています。最大の課題は米中貿易よりも膨大な負債を崩壊させずに財政正常化を推進する事です。
中国は今月、銀行と証券等の監督当局を統合し中央銀行が金融セクターのルールを作る権限を与えた為、劉鶴、易綱による政策がどの様になっていくか注目です。
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