『スバルよお前か』10月29日の週の動きは？？

2017/10/29 11:25

いつもご覧いただき有難うございます。
今後の相場を見ていくうえで、為替の動きは目が離せません。
　為替ドル円は１０月高値を更新して１１４円台に上昇しました。
世界的株高のなかでリスクオンの円安圧力があることも一因ですが、
米金利上昇と共にドル高が進んだことが大きな要因です。
　米国１０年国債利回りは今年３月以来の高さに上昇しました。
こうした米金利上昇・ドル高の原因は、「利上げ期待」と「減税期待」の高まりにあります。
　そして、利上げ期待や減税期待が高まった背景には、
（１）米連邦準備理事会（ＦＲＢ）当局者の多くが適切と考える利上げペースが市場予想
　　　を上回ること、
（２）ハリケーン被災からの復興需要が最近の米経済指標を押し上げていること、
（３）米上下両院で２０１８年度予算決議案が可決され、上院の過半数、つまり共和党の
　　　賛成票だけで税制関連法案が可決できる見込みとなったこと。
の以上が挙げられます。
　今後も米金利上昇とドル高が進み、ドル円は１１５円超へと上昇するのだろうか？？
　米国の短期的な金利先高観が高まる一方で、長期的な金利先高観は高まっていません。
リスクオンの円安圧力があるにもかかわらず、
ドル円が２０１６年１２月の水準を下回っている原因も、
米国長期金利の伸び悩みにあると言えます。
　pointは、短期的な金利先高観よりも長期的な金利先高観が強まるか否かが、ドル円相場にとって重要なことです。
　すでに長期間続いてきた資産価格上昇と米景気拡大がさらに長期にわたり続くとは考えにくく、ＦＲＢがあと数回の利上げをする間に景気が、
頭打ちとなる可能性が高いと考えられているのか？？
減税による景気浮揚効果は減税初期に表れた後、減衰するとみているのか？？
いずれにしても、長期の利上げ期待は高まりにくい状況にあると思われます。
ということは、現在の景気は頭打ちして、ここがマックスなのか？？
ということです。
　一方世界的な株高が続く中で、今後はどうなるのか？？？
27日の日経平均株価は大幅に続伸し一時、
節目の２万2000円を1996年７月以来、21年３カ月ぶりに上回りました。
企業業績の改善や、衆院選での与党大勝による安定政権の継続の期待で、
株価は10月に入り上昇の勢いが加速しています。
ただこの状況がずっと続くのか？？
今後は上値重く　好業績、好決算は織り込み済み状況にあるとみてよいのではないでしょうか？？
それと、最近の『神戸製鋼』『日産自動車』『スバル自動車』の不正発覚を受けて、
日本ブランドの失墜が、そして日本企業の信頼を著しく失墜しかねないことが起きてます。
このような事が、業績はもちろん、海外投資家が日本企業に対してどのようなイメージを持ったか？？一気に日本離れが加速することも十分考えられます。
そんな中での今週の株式市場は？？？
明日は、想定としては、ポジティブ、ネガティブ、の交錯する、上下の大きい動きを考えてます。
大きく上昇後は下落、下がればかなりの下げもあるでしょう。
⇩は為替のチャートです。現在の値【黄色線】を上に抜けると一段上【赤線】、
下げればレンジの底めがけて下げるか？？といった感じでしょうか？？

この為替の動きに連動して先物も動くのか？？
今週もよろしくお願いします。
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