米朝首脳会談実現と鉄鋼等の関税の日本への影響は
米朝首脳会談実現や米国の鉄鋼やアルミニウムへの関税に叙外国を設ける姿勢を示し、そこに日本も加わるのではと言う希望的観測から日経平均株価は大きく上げたが売り圧力は強い。上記のチャートで見て分かる様に下値は21000円辺りで堅いものの、上値も重い状態。
米2月ADP雇用統計が予想以上だった事から、本日22:30発表の米2月非農業部門雇用者数変化と米失業率、更に来週の米2月消費者物価指数によっては再度金利に大きな動きがある可能性があり、そうなると株価へ影響が大きい事から現在のレンジでの様子みもある状態です。
VIX、VSTOXXは既に落ち着きを取り戻していますが、日経平均ボラティリティー・インデックスだけはまだ20を超えた状態なので、日本市場への買いは注意が必要です。
関税に関しては民主党だけではなく、共和党内からも反対がある中で木曜日に関税を課す命令に調印。本日のニューヨークタイムズによると、ここまでの1週間で激しいロビー活動が行われた結果、カナダとメキシコを免除する事に同意し、更にオーストラリアの様な同盟国を排除する可能性を示唆した。
同盟関係を考えるとファイブアイズのオーストラリア、イギリス、ニュージーランド、カナダ、NAFTA再交渉の梃にしたい為のカナダとメキシコなので、日本はその次になるでしょう。TPP復帰交渉の梃にもされ兼ねない状態ですが、日本は安全保障を米国に委ねている上、米朝首脳会談で核と長距離ミサイルのみで合意に至った場合、日本に届くミサイルと拉致問題は取り残される格好になるので。経済を絡めて難しい状態に入ってきました。
急遽安倍首相が米国へ赴き、日米首脳会談を行う事を申し込んだのも、日本が取り残される可能性に危機感を覚えたからでしょう。
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