米国を始め各国が良好な経済統計だった為に米国市場等は上昇しましたが、来週からクリスマス休暇に入る事もあり上げ幅は縮小しました。日本市場も堅調ではありましたが、上値を抜ける材料は無く商いも薄い状態です。商い薄いと短期筋や個人投資家の動きでも値が動くので注意が必要です。本日のナイトセッションはそういう状態です。

不確定要素を除き年内の材料として気にするのは本日の18：30英GDP、22：30加GDP、米個人消費支出、週明け26日の日本の消費者物価指数くらいでしょうか。

米税制改革法案は本日トランプ大統領が署名する予定となっています。北米で利益を上げている日本企業にとっては大きな効果があると思われます。

日経225先物は下値のサポートは続いている物の、上値も非常に重たく狭いレンジでの動きが続いています。日経平均は5日移動平均線にサポートされています。割れば25日移動平均線がサポートする形となるか？

東証が21日に発表した12月第2週の売買動向によると、海外投資家は5週連続で売り越しでしたが、売り越し額は急減し122億1877万円でした。売り一巡して買いに戻ると言う見方をしている人も多い様ですが、デリバティブ市場は閑散としており海外勢は沈黙している状態です。

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